今日はウェブ解析士協会のFLASHセミナー「子どもたちを守りたい!小学生用SNSリテラシー教材リリース」に登壇しました。
私はこの教材を作っている人間としての登壇です。
さて、今年に入って、なんでまた?というSNSでの炎上事件が起きています。
しかも人としての分別がついているはずのハイティーンの若者が10年前と同じように悪ふざけで笑わせたかったという理由。
10年誰もそういうことのどこがダメなのか教育してこなかったの??と思ってしまいます。
悪ふざけが度を過ぎていることも自覚なしにいることも、
それを面白がって動画に撮ってSNSにあげてしまう友人も、
そして、その動画投稿を見て拡散を行ってしまう第三者も、皆「我」しかない情けない心無い行動です。
このような事例を子供でも理解してもらえる教材動画を作ろうとしています。
対象は小学校5、6年生。
まだ、この年代は自由にSNSを利用できない年齢ではあるのですが、だからこそ憧れもある。
そんな時期から「べからず集」ではなく自分を守る、家族や友達を守るためにSNSの仕組みを知っていてほしいという願いをこめて作っています。
利用できない子供向けになぜやるの?と思う方もいますよね。
理由は
小学生ならまだ親の言うことを聞いてくれるし、会話もあります。
中学生になると会話すらままならないことが多い。聞きなさい!と言ってもうるさがる時期かと。
中学生の保護者向けにSNSの安全について講演会などやっているのを見ますが遅くはないけど、それを家庭に持ち帰って親子で考えることができているか?ってとこです。「親が監視すればいい」なんて言ってるから10年前と同じことがおこるんだよ。と私は思う。
私はこんな考えをしている。私はこう思う。という会話のきっかけになればと思っています。
その、とりあえずできたスライドを見ていただきながら、参加者からの感想やご意見、ご要望を伺いたいというのが今日のフラッシュセミナーの目的だったのですが、想像以上に参加者からのコメントをいただくことになり正直びっくりしています。というか感動しています。
日曜日の午前中にもかかわらずたくさんの方々にご参加いただきありがとうございました。
私は今年3歳になる孫がいるのですが、この孫が生まれるまでは自分の息子たちが未来に希望を持てる社会を作りたい。
微力ながらも私ができることを精いっぱいやろうと思って生きていたのですが、孫が生まれちゃったらその先がまたぐんと伸びたんですよね。
それはもう、私が生きている間のことだけではなくそのあとも、そのあとも思いをつなげていくことも考えないといけないんだと。
近い近い将来孫がスマートフォンを持ったときに、正しいことを教えてくれる環境が整っていて欲しい。
そう単純に思い、SNSのことなら今自分の頭の中もだけれども、仲間がいる力強い環境の中で子どもたちの安全について真剣に教材を作っていいんじゃないかと思ったわけです。
今日の登壇でこのテーマの関心の強さを実感し、この一本で終わらせるわけにはいかない。と思いましたし、
正直一本にまとめようとすると内容を盛り込まないといけなくなるので、シンプルなテーマでひとつづつコンテンツを作っていきたいなと思っていたことも確かなので、それをする意義は十分にあると今日は思いました。
参加者の感想には、中学生、高校生用それぞれの教材も欲しい、社員教育用の教材も作ってほしいとの声もあり、
うんうん、まさにそこも思っていたところなのよ!と。
教材はここから仕上げへと入っていきますが、出来上がりを期待していただきたいなと思います。