法人化そのあとまだまだ

絶対未来に後悔する

「法人化してみたい」は3年ほど前から言い出していました。

ところが世の中コロナ禍でそれどころじゃなくなりました。

それでも、毎年暮れになると顧問税理士さんに「法人化してみた~い」「やってみたらいいんじゃないですか?」の会話につき合ってもらってました。

 

で、2023年エイッ!とやることに決めたのですがなぜかというと、今年56歳になるのですよ。もう4年すれば還暦です。60になってももちろんなんでもやれることはわかっていますが、年々自分の身に起きてる加齢による現実があるのでやはり、仕事をするには1歳でも若いうちにやった方がいい。という結論に達しました。

 

だって、札束の上で寝るような生活になったら…なんていつまでたっても…ねえ…

もしやらずにいたら、もうあの世に行くという時に後悔するだろうなと思いまして。

成功とか失敗とかそんなものよりも、後悔している自分が想像するだけでぞっとしたので

じゃ、やってみようと思った次第です。

 

諸先輩に伺うと(いろんな人に無意味な相談をしてきました)

そんなに悩むこと?何を悩む?

という返事が来たのは法人化をしている方々で、

個人事業主の方は逆に質問されたりしてました。

まずは司法書士さんに依頼

法人化にあたっては、多くの友人たちが「法人登記は自分でもできるよー」といってくれてました。

 

それならばと「freee登記」で試してはみました。

その中で、事業内容を選択式で選べたのだけどこれ何言ってんですか?な名称ばかり。

やりたいことをちゃんと載せることができてるの?なんとなく選べるけど誰かに突っ込まれたら説明できないよ絶対!という不安が生じました。

 

不安というのは将来なんらかの事件の火種になることは経験上察知できたので、迷わずやっぱり司法書士さんに依頼することにしました。

 

そして、freeeで入力してダウンロードした定款を司法書士さんに見せたら、やっぱりわかりづらいと。

 

で何故わかりづらいとダメなのかというと、

「銀行がわかりにくいと判断したら困ることが多いから」ということでした。

・口座を作る

・もしかしたら融資を将来受ける

その時にパッとみてわかるって大事だよなと思うので納得しました。

 

そして、司法書士さんにお願いし、無事登記を完了したわけですが、登記だけでなく、設立に関する不安からくる些細な質問にも丁寧に答えていただいて「何故?」を解消できました。

その道のプロ、専門家は本当にありがたいです。何より「時間」を得した気分気分でした。

そして、その次は税理士さんへです。

そして税理士さんへ

税理士さんはこの13年伴走してくれている顧問税理士です。

 

最初に決めたのは私の給料いくらにする?

そして、個人事業主をたたむ処理。

 

支払う税金やら社会保険の計算をしながら決めていきました。

 

「売上そんなに上がるか?」の私と

「もし上がったら?」を心配する税理士。

 

ここでも色々学べましたです。

 

私の癖は、入ってくるお金は少なく見積もり、

出ていくお金は多く見積もること。

 

そして、そのためにいつもなくなる不安を持っていること。

と税理士に指摘されました。

 

会計ソフトを変更する時に、過去の個人の時のデータも入れてあげるから自身の成長を数字でみて、自信を誉めてあげてください。と。

 

10年近く使ってきたスタータープランのfreeeでは、月次比較や売上推移が見づらいということは気がついていたけれど自分で把握しているつもりだったんです。

まあ、確定申告書類を見ればわかるのだけども。

でも自分を褒めるためには見てこなかった。数字を見るのは反省のためだけではないとことに改めて気づいたのでした。(たぶん反省好き)

書類がそろってからでないと銀行も社会保険事務所もいけない

登記をすると、登記簿などは数日後手元に来ます。そのあと「法人番号指定通知書」というのが手元に来ないと、法人用の銀行口座開設も社会保険の手続きもできません。

法人番号はすでにネットでわかっていますが、その番号だけではNGで通知書が必要とのこと。

2023.4.4現在その通知書を待っている状態で、銀行口座の開設手続きがまだ出てきていない状態です。

待ち遠しい通知書。

支払いはすでに発生しているけど

暫定的に個人の通帳からというのもできるらしいのですが、今月中は様子を見ながら行こうと思っています。

また、締め日と支払日も決めてやらないとしばらくは自分一人で事務も営業も実務もこなさないといけないので、これから1年1年老いていくことを想定して効率化をしていこうと思っています。