QRコードを発明したのは日本人。
1994年に日本の自動車部品メーカーのデンソーの技術者、原昌宏さんその人である。
QRコードはとっても便利。特にスマートフォンが普及した今はQRコードが読みとれないとスマートフォンを持っている価値が下がるんじゃないか?とさえ思う。
そもそもどんなデバイスでそのQRコードと出会うか想定してますか?
しかし、便利なQRコードも置く場所によっては不便になってしまう。
なぜ不便になるかというと、明らかにそれを目にする人はパソコンで作業していて、その情報をパソコンで見たいと思っているひとだよね。
というものにQRコードしか置いてない場合、情報を見ることができないのだ。
とはいえ、URLなんかがかかれてあっても、それを正しく入力するのは非常に難易度が上がる。
- QRコード
- 指定のキーワードで検索できる検索キーワードの記載
- 検索で上がってきた候補から対象サイトを識別するためにURLを載せておく。
の順が理想だと、私は思っている。
2.の検索キーワードで上がってこないサイトは論外。上がってくるように企業側団体側が努力しなければいけない最優先事項になる。
(指定のキーワードをちゃんとエゴサしましょね)検索で上がってくるようにするには、そのキーワードを含んだテキストを含んだページになっているということは最低限当たり前なのだけれども、Googleなどにリスティング広告を出して検索キーワードで上位表示させるようにしたっていい。
写真は会員用に配布される会報誌。QRコードだけ載っていて、スマホでQRコードを読み取るとご多分に漏れず見づらい文字だらけのページで、パソコンで見たい資料ばかり。スマホで読み取り表示させたサイトのURLをパソコンに送る作業ができる人でないと少なくとも老眼がある人にとっては苦痛になると思われる。
案内してあるテキストとサイトの表示はイコールにしてください。
そして、改ざん防止のための事務処理規定や索引簿のサンプルは、こちらから確認できます。とあるQRコードのリンクを開くと、「改ざん防止」の文字がどこにもないため、一体何を見たら正解なのか素人にはさっぱり見当がつかない。おまけにWordのファイルがアップされてるし。
Wordがインストールされていないパソコンだって世の中あるし。例えば今回例にした「改正電子帳簿保存法」はすべての事業者対象で、「すべての事業者がWindowsを使っているとは限らない。」ということをまったく想定していない。
サンプルなので、ダウンロードして、自身で修正できるようにと考えているのかもしれないけれども、そもそもワード持っていてもバージョンがあるしね。
スマホで得た情報をパソコンで共有する方法を身につけようね
お国のサイトや地方自治体サイトへの閲覧者としての不満はたくさんあって、ここに書いていたらきりがないのでやめておくが、利用者として最低限身につけておいたほうがいいスキルはファイルの保存で、それをいろいろなデバイスで共有できるスキルだ。
- クラウドストレージを利用
- スマホとパソコンで同じクラウドストレージにログインしファイルやチェックしたいリンクを共有できる環境を整える
- それを使うリスクについて自身の学びと、社員教育を行う
多機能で一見便利で何でもついているアプリもサブスクや高額であるはあるが、低予算でシンプルな機能で十分な場合正直殆どだ。
しょうがないからQRコードをスマホで読み取る
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リンク先を開く
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URLをコピー
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共有できるツールにペーストしてクラウドストレージに保存
私の場合は今回のようなケースの場合はGoogleの「Keep」を利用しています。
発信側のスキル
制作物を誰がどんなシチュエーションで見るのか。
サイトであろうが紙媒体であろうが、これをまず想定できていないと、苦労して作ったものが台無しになり、見づらいがためにイライラし制作者側への不信感につながりかねない。
「改正電子帳簿保存法」はデーター化する利便性を理解できる人にとっては、国税庁だけなく、事業者も検索しやすく、膨大な紙の埋もれずメリットは多々あるはずです。
ただ、ITスキルが怪しい事業者が本当に多い。そのために人件費を無駄に支払っているなんてことも起こっている可能性があります。
うちは、どこから始めればいいのか?と途方に暮れている方はぜひ一度弊社にご相談ください。
法人だけでなく、個人事業者でお困りの方、効率化したい方もどうぞ。